バドミントン日本代表男子。2018年5月28日、タイのバンコクで行われた国別対抗戦・トマス杯で、準優勝を果たした。
違法カジノ問題で出場停止から復帰したエース桃田賢斗が、昨年の世界選手権覇者のアクセルセンに勝利するなど6戦全勝の大車輪の活躍を見せ、日本の準優勝に貢献した。
今回の記事では、バドミントン桃田賢斗選手が、どのような過去を乗り越え今にいたるか振り返ってみたい。
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バドミントン桃田 違法ギャンブルの過去
違法カジノでバドミントン協会から無期限の出場停止処分
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日本のエース桃田賢斗選手は、2016年4月10日、同僚の田児賢一と共に、墨田区の違法カジノ店へ6回程度行ったため、日本バドミントン協会から日本代表選手指定から除外、無期限の競技会出場停止の処分を受けていた。
なお、処分を受けた2016年8月には、リオデジャネイロオリンピックが開催予定で、前年の世界選手権で銅メダルを獲得して世界ランキング2位だった桃田賢斗はメダル候補だった。
桃田賢斗選手は、当時21歳。もはや、「全てを失った」と言ってもよいくらいの出来事だった。
違法カジノ店の場所
桃田賢斗と田児賢一が通っていた違法カジノ店は、東京都墨田区錦糸町の駅近く、雑居ビルの9階と言われている。
錦糸町と言えば、都内屈指のギャンブルスポット。南口を出れば、大きくそびえたつのがウインズ錦糸町(競馬)。あたりには、多くのパチンコ店も立ち並んいる。
また、一歩入れば、そこはロシア、韓国、フィリピンなど様々な飲食店、風俗街がひしめく繁華街だ。
田児賢一と桃田賢斗は、この街でギャンブルと女におぼれたいった。
違法カジノ店へ通うきっかけ
桃田賢斗は、同僚の田児賢一の誘いで違法カジノの世界へ足を踏み入れたと言う。
田児賢一は新宿の歌舞伎町で違法ギャンブルに大金を突っ込んでおり、夜の街では有名になっていた。
その噂を聞きつけた、今回報道された錦糸町の違法カジノの系列店であるキャバクラの客引きが、田児賢一を違法カジノへ招き入れたのが、彼らが通うことになるきっかけである。
高級キャバクラで豪遊する桃田
田児賢一がギャンブルにおぼれていた頃、桃田賢斗も夜の街に溺れていた。
写真は、週刊新潮がスクープした年上スナックママとのキス写真である。(2016年4月21日掲載)
一説では、このスナックママが暴力団と繋がっており、この写真の件で桃田賢斗はかなりゆすられたのではないかと言われている。
しかし、桃田賢斗サイドはこの写真を買い取ることを拒んだため、結果的に違法カジノ問題が表沙汰になってしまったと推測されている。
バドミントン桃田の主な成績
年 | 大会 | 成績 |
2012 | アジアユースU19 | 優勝 |
2012 | 世界ジュニア選手権 | 優勝 |
2013 | エストニアインターナショナル | 優勝 |
2013 | スウェーデンインターナショナル | 優勝 |
2013 | オーストリアインターナショナル | 優勝 |
2015 | シンガポールオープン | 優勝 |
2015 | インドネシアオープン | 優勝 |
バドミントン復帰後の桃田選手
桃田選手は、出場停止処分が解けてから破竹の快進撃をつづけている。
桃田賢斗選手はまだ23歳。今後の活躍に期待したい。