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カジノディーラーは稼げるか。
2018年4月3日、カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の内容が合意された。
また、4月27日・28日には、グランフロント大阪にて、国内初となるカジノ開催・誘致イベント「第1回関西IRショーケース」が開催され、日本でのカジノ実現も数年後には実現しそうな勢いである。
そうなると必要になるのが大勢のカジノディーラーである。仮にパチンコ屋と同じ営業時間10時~22時だとしても、最低2交替制。大型カジノであれば、1か所に数百人から1,000人程度の配置が必要になる計算だ。
これから新たに増えるカジノディーラーという仕事、いったいどの程度稼げるのか、今回の記事でご紹介したいと思う。
カジノディーラーの仕事
カードの配布、ルーレットを回す
メインの仕事は、ゲームの進行である。ディーラーとしてルーレットを回したり、カードを配る。そして勝ったプレイヤーに速やかにチップを配ることだろう。
エンターテイナーとして
ディーラーは、プレイヤーに楽しい時間を演出するエンターテイナーです。華麗な手さばきでゲームを盛り上げたり、たくみな話術で笑いを誘う、また接客業としてドリンクの注文などにも気を遣いながら、プレイヤーをもてなすことも大きな仕事です。
カジノディーラーの給料と年収
基本は最低賃金の時給制
ラスベガスなどのディーラーは、最低賃金で雇われるのが一般的である。
ラスベガスの最低賃金はおよそ$7.25なので、日本円で800円程度。1日8時間働いたとして、6,400円。月20日働いても128,000円となる。
チップが分配される
日本ではどうなるかわからないが、ラスベガスではチップ制度がある。
ただ、プレイヤーからもらったチップを全てもらえるわけではなく、もらったチップは一旦回収されてまとめられ、ディーラー全員に均等に分配される制度になっている。
このチップが1日$120~$150程度と言われているので、月20日働いたとして$2,500。日本円で275,000円程になる。
よって給料と年収は以下がベースになるでしょう。
給料 : 403,000円
年収 : 4,836,000円
カジノディーラーまとめ
いかがでしたでしょうか。
日本のパチンコホールの時給が1,000円~1,700円と比較的高いのに対して、ラスベガスで働くディーラーは、意外にも低い賃金で働いていましたね。
しかし、チップの収入が時給制の賃金の倍以上あるので、結果的に平均年収が高くなっている、という結果になりました。
ちなみに、マカオではカジノディーラーの平均年収は公務員の2倍以上とも言われています。
日本にカジノができた場合、最低賃金で働くのか、チップ制度があるのか、色々不透明な部分はありますが、諸外国のカジノディーラーの給料・年収は、いずれも平均年収より高いということがわかりました。
日本にカジノができるまで、まだ時間はありますので、カジノディーラーになりたい方は、いまから勉強しても間に合うのではないでしょうか。